中学生の皆さんへ 校則が見直される方向です

中山の調査で市内中学校に「トンデモ」校則が多数あったことが明らかにされた問題。
20日の本会議一般質問で、教育委員会は「見直しが必要なものがある」「学校を取り巻く社会環境や生徒の状況は絶えず変化するので、学校は生徒の実態に合った校則の見直しをしていく努力を常に行う必要がある」「見直しが行われていない学校に対して、生徒・保護者の意見を反映させながら、見直しを進めることを促す」「生徒による校則の見直しに関する権利規定の制定についても各学校に働きかける」旨明言しました。

「授業者(教員)に対する敬意」や教務室に入る時の態度や挨拶の言葉まで事細かに強要し、髪型や服装も意味のない細かい規則で縛り、授業が早く終わった場合には自宅で3時まで外出禁止など、国際法の人権規定にも抵触するようなことまで規定しながら、その一方で生徒の権利規定にはほとんど触れられていないのです。また、はっきり言ってどうでもいいことを縛りながら、現在これほど問題になっているいじめや暴力問題にはわずか1校においてしか触れられていません(56校中)。

新聞には報道されませんでしたが、議会事務局の職員や他の会派の複数の議員から「そんなことになってるんですか」と多くの反響がありました。
小林弘樹市議(西蒲区)はブログに掲載し、「中山さんは教育委員会を通して、各学校の校則を集めて、上記の資料をつくり、それをもとに質問にのぞんでいます。質問の作り方などたいへん参考になりました。」と紹介してくれています(^^)。
https://kobayashihiroki.blogspot.com/2019/09/9.html